短期決戦型 超弩級にゃんこの日記

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<農業>2022年 西王母

西の王さまのお母ちゃんと書いて、「せいおうぼ」と呼んでいる桃ですが、そろそろ収穫してよい頃かなぁと思いまして、やっぱり思い立ったが吉日ですから、曇り空の畑でもぎもぎしてきました。

 

定植してからまだ3年しか経っていない小さな木だし、腰から下の桃はしし神さまにお供えしてしまったので、悲しいかな、収穫は30分ほどで終了しました。わっはっは。

 

 

さていつものようにあたごさんの非破壊糖度計で、商品になりそうな桃の果頂部から赤道付近を計測したんですが、「HHH」のエラーしか出なくて。そこで、一番糖度が乗らないと言われる果梗部(かこうぶ:木にくっついている部分)を測定したところ、そこですら、計測機の上限である20度を超えてました。。

 

いつもなら、映える果頂部を撮影するわけですが、今回は花梗部の写真です。

 

果梗部周辺でもこの糖度

 

つまり、激甘ってことですね。

 

着色が少ないというか、ほとんど青みがかった白い個体でも、糖度計が「HHH」をだすので、甘さがホントかどうかちょっと心配になり、売り物にできない変形果で味見をしたのですが、びっくりするほどめっちゃ甘かったです。ちなみに変形果は、高い確率で核(種)が割れているんですね。核が割れると、運がよくて核周辺にえぐみが流出し、運がわるいとお腐れさまが発生しているので、私は商品にしていません。

 

皮をむいている感覚は、梨のそれととてもよく似ていますが、食感はやはり硬い桃ですね。晩生と書いておくてと読むタイプの桃は、追熟に時間を要しますので、柔らかい桃がお好みの方は1週間程度、追熟いただければよいかなと思います。

 

 

さて、20度以上を計測できる、破壊系の糖度計でもポチるか。