短期決戦型 超弩級にゃんこの日記

ながぁ~く愛されるブログをめざします!

<農業>摘果終了

ウグイスの鳴き声を聴きながらフラフラと桃畑を散歩していたら、陽のあたり具合がちょうどよかったのか、桃の葉っぱがとってもすべすべつるつるなめらかに見えたので、記念に一枚撮ってみました。

 

まどかさまのすべすべつるつるな様子

 

今年は根っこだけではなく、葉っぱへも肥料をあげる葉面散布を実施していまして、選んでみたのは片倉コープアグリさんの有機原料100%の「ソイルサプリエキス」。500倍~1000倍程度に水で薄め、それを桃の木全体に掛けています。そのおかげか葉っぱの緑もすごく濃ゆいような気がして、とても健康そうに見えます。

 

5月25日時点の桃は、ピンポン玉をちょっと小さくした程度の大きさですね。

 

おいしくな〜れ!おいしくな〜れ!(笑)

<農業>よい話とわるい話

よい話がありまして、なんと乗用田植え機がNew!マッシーンになりました。1.5町歩(15,000平方メートル)ほど使いましたので足元がドロドロですが、新車の優しく柔らかで芳醇な匂ひが続いていて、テンション爆上げ、バイブス全開です。ひゃっはー!

 

New!マッシーン

 

わるい話なんですが、去年まで使っていたマッシーンがローンを残したままお亡くなりになって、借金が増えました。享年5歳、合掌。

 

がちんこ勝負!

勝負を挑まれたというか、軽トラックさんがブレーキとアクセルを踏み間違えたようで、田植え機の田植え機たる所以である、後ろ半分の装置に突撃してきた結果、田植えできなくなってしまいました。↑の写真ではよくわからないのですが、田植え機のアイデンティティとも言える部分がフレームごと右方向にひん曲がってしまいました。

 

保険屋さん曰く「ふむ、全損扱いにはならないねぇ。」

なのですが、

農機具屋さん曰く「フレームが逝ってしまったので、将来的な保証はできかねる。」

 

というわけでNew!マッシーンにアップデートされたわけで、反省はしていますが後悔はしていません(キリッ)。

 

 

しかし水稲栽培って、儲けがないどころの話ではなくマイナスなんですよね。どこかのテレビ局のコメンテーターさまが「小麦を作れ」と言っていたようですが、政治的にも地質的にも転用できず、放置しても田植え機やコンバイン等の減価償却(またはローン)はもちろん、利水費が毎年課されるわけで困ったもんです。

 

が、田んぼは農家の基本の「き」でありロマンですね。田んぼ万歳!ビバ田んぼ!

 

 

<農業>みつばちハッチとみなしごマーヤ

そうです、正解は「みつばちマーヤ」と「みなしごハッチ」です。

 

 

野菜というか果菜類はよくわかりませんが、果樹は花粉がなかったりする品種があって、例えば(福島県北部では)8月中~下旬に食べごろを迎える桃の”おどろき”さんなんかが該当するわけです。

 

営農4年目の新参者なので、なぜ花粉がない品種があるのかよくわかってないのですが、おそらくは、「花粉がなくて生育の手間はかかるけど特別な何かを持っているよ!」って品種なんだと勝手に思っています。

 

 

・おどろきさん

8月中~下旬に食べごろを迎えますが、晩生(おくて)の品種に勝るとも劣らないレベルの食感ガリガリくんなんですよね。硬い食感の桃が好きな方におすすめです。

 

・はつひめさん

7月上旬に食べごろを迎える桃ですが、極早生(ごくわせ)にも関わらず平均重量200g後半にもなるんですよね。旬の味覚を味わいつつ映えにもこだわりたい方におすすめです。

 

西王母さん

9月下旬に食べごろを迎える品種ですね。晩生(おくて)の桃らしく糖度が高いのはもちろん、平均重量500g後半にもなる果実は映えの一言につきます。大きくておいしい桃は正義です。

 

 

そんなこんなで花粉のない品種が存在するわけで、5部咲き、8部咲き、満開の時期に合わせ、梵天を片手にみつばちごっこです。

 

おどろきさんとみつばちごっこ

 

30mほど離れた友黄さんから花粉をもらって、おどろきさんにこすりつけるお仕事です。