短期決戦型 超弩級にゃんこの日記

ながぁ~く愛されるブログをめざします!

<農業>トラクターが納車されました

えっとここでのトラクターは、トレーラーを引っ張る車のことではなくて、農業用の耕運機の方ですね。わけあって、大型自動車までの運転免許は持っているのですが、牽引の免許は持っていないわしです。さてちまたで騒がれていた自動車の半導体不足と同様なのか、注文から納車まで4か月かかりました。

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クボタオレンジが眩しいSL24

農業用機械は自然との闘いで使用されるため、丁寧に扱ったとしても、ちょっとした不運と不幸の積み重ねですぐに壊れてしまうもののような気がしているため、万が一のことを考えると国産一択かなぁってことで、クボタ、イセキ、ヤンマー、三菱のパンフレットをもらってにらめっこすること一週間、「迷ったらクボタ」ってことにしました。牽引専用でよいなら、輸入車も視野にいれたいんですけどね(笑)。

 

 

ハウスへの出入りを考えると、作業機というかロータリーの幅は160cm程度が限界ってこともあり、馬力は20ちょいあれば必要十分なので、スラッガーの廉価Ver.である、SL24にしました。

 

贅沢を言うと、操縦室というかキャビン付きがよかったのですが、今あるハウスへの出入りを考えると無理なんですね。残念。

 

 

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Uシフト、ハイスピード仕様

ミッションはマニュアルではなく、これまで慣れ親しんだUシフト&Uシャトルにしました。あと、なんとなくハイスピード仕様にしてみたのですが、畑への移動などで舗装路など安定した道を走行する際のストレスがだいぶ緩和され、幸せになりました。

 

えっと、雪の降り積もった慣れない田んぼ道を、田舎のポルシェ(軽トラ)でドライブすることがありまして、まぁ期待通り道を踏み外して田んぼに落っこちたんですね。まぁ、期待を裏切らないオノコっすから(笑)。言い訳させてもらうと、あたり一面銀世界ですから、どこが道でどこからが田んぼか分からないわけで、ふとした気のゆるみと勘違いでダークサイドに落ちたわけです。片足突っ込んだら、いくらハンドル回そうがズブズブいったとです。もう、日の当たる社会には戻れなかったとです。そこで父にトラクターでの救援を求めたんですが、あっと言う間に駆けつけてくれましたからね。ハイスピード万歳!ビバ、ハイスピード!

 

 

ノーマル仕様だと、ラピュタに出てくるクソジジイことハラモトロが、「エンジンが燃えちまうよぉ!」と叫ぶ程度にエンジンをぶん回しても、最高時速が小型特殊自動車の最高速度である15km/hに抑えられているため、常用回転域である2000~2500回転だと、8~9km/hぐらいしかでないんじゃないかと思うんですね。実際、田んぼの代掻き専用マシンのヤンマーEG334(34馬力)はそんな感じなので、田んぼまでの移動がわりとストレスになるんですよね。

 

 

<よかったところ>

◆作業機の上昇で、PTOが自動停止する機能はやっぱ便利。

◆ハイスピード仕様で、移動のストレスが軽減。

◆チルトステアリング(ステアリングホイールの上下角度)。

◆シートの前後スライドとリクライニング。

 

・・・これぐらいか。

 

 

<いまいちなところ>

◆ギアのチェンジで動力が途切れるUシフト。
→コンバインや乗用草刈機など、頻繁というか常に変速レバーを握っている必要がある乗り物であれば、HSTと相性が良いような気がしますが、トラクターはどうなんでしょうか。FTシリーズのHST機を試乗してみたいですね。

◆作業機を上下させるレバーが座席の右側に突き出していて、しかも固定なので、右側からの乗降に邪魔。
→SLの廉価版だから固定なのかなぁ。EG334は上下するし、ユンボ(とは言っても、機体重量3t未満しか運転したことないですが)の安全ロックと同期して動く左操作レバーみたいに上下すればいいのにな。

◆でかすぎるサイドミラー。
→機体が壊れるかハウスの出入り口が壊れるかのスピード勝負になりそうなので、バイクのミラーにでも変えようと思います。

 

 

しかし、四半世紀前の平成初期に製造されたとはいえ、たった600時間の使用で壊れた先代機(GL-19)は、ほんともったいなかったなぁと思うばかりです。が、新車のトラクターはいいので、あなたも一台どうですか(笑)。