あのGRスープラでさえ、ホイールベース(前輪と後輪の距離)÷トレッド(右左のタイヤの距離)=1.55らしいのですが、この田植えマシンは、ホイールベース1050mm トレッド1225mmの、ホイールベース÷トレッドが1未満になる超弩級ハンドリングマッシーンなんですね。ただ・・・保安基準を満たしていないので、公道を走行することはできません(笑)。
タイヤを外せば、ジェットスキーというかマリンジェットというかウェーブランナーというか、外見はスリムでカッコよいんですが、走行速度はめっちゃ遅いです。
写真は、植えたて+深水なので、苗はほぼ水没状態で、水面から顔を出しているのは、ほんのわずかです。
これから半年間、雑草の繁茂と稲の倒伏に心をすり減らしていくのですが、これといった特徴なくブランド米ではありませんし、米が大量に余るご時世ですから利益はゼロかマイナスです(笑)。米作りにはロマンしかありません。
しかし、水を抜いた田んぼでの、トラクターでの荒起こしとコンバインでの稲刈りでは、それぞれ機械を泥に嵌めたことがあるんですけど、水を入れてしまえばトラクターも田植え機も嵌らない不思議。