フリーで使わせていただいているわけで、文句を言える立場ではないのですが、ノートパソコンでInkscapeを起動して、画像遊びをしているとですね、ちょっと重さというかだるさを感じるんですよ。なんとなく、消費電力の少なさを重視したCPU内蔵のGPUの限界を感じてしまったとです。
えっと、ノートPCはDELLさんのXPS13(9370、2018年モデル)で、CPUはコスパ重視でCore i5 8250Uなので、GPUはIntel UHD Graphics 620ってやつのようです。
CPU : core i5 8250U
GPU : 内蔵 Intel UHD Graphics 620
メモリ : 8GByte
主記憶 : SSD(256GByte)
さて、10数年前に作ったPCを持ち出してきまして、復活の呪文を唱えることにしました。ノートPCより性能がいいのではないかという淡い期待です。
CPU : core i7 920
GPU : Radeon HD 5850
メモリ : 18GByte
主記憶 : SSD(120GByte)+HDD(500GByte)
SSDですが、発売当初はもんげー高価だった記憶がありまして、たった120Gbyteの容量しかないんですね。当時のPC雑誌では、「ドキュメント類はHDDに保存すべし」って書いてありましたので、そのようにはしていたのですが、Windows7からWindows10へのVer.UPなどの影響もあってか、使用率が80%を超えているんですよ。不要と思われるアプリの削除を試みたのですが、目立って改善もしないし、性能を評価するにもベンチマークソフトがインストールできないと考え、経済を回すためにもパソコン屋さんに行ってきました。
名古屋であれば大須商店街まっしぐらなんでしょうけど、オラが村ではパソコン工房福島店一択(しかないと思っています)です。
PCケースはSilverStoneさんのSST-FT02という変態ケースです。
メーカーは、もともと東芝さんである、キオクシアさんにしてみました。10k円の960GByteと6k円の480GByteで小一時間悩みましたが、悩むのに疲れたため960GByteをチョイスです。
帰宅後USBメモリでWindows10のインストールメディアを作って、新旧SSDを交換し、BIOSでUSBメモリからの起動を優先してあげるだけでした。なお、Windows10のインストールメディアの作り方は、「Windows10 クリーンインストール」あたりで検索していただければ、詳しく説明してくれるサイトがヒットすると思います。
ちなみに、Windows10クリーンインストール後のSSDの使用状況は、およそ30GByteでしたので、Inkscape専用マッシーンであれば、SSDの交換は不要だったかもしれません。
それとGPUの性能ですが、とあるサイトで性能比較表を参照したところ、Radeon HD 5850は544と、とてもかわいらしい数値で癒されました。それとCPUの性能は、心優しい諸先輩方が一覧で提供してくれていまして、i5 8250Uの方が2倍以上性能がよいとのことで、なんか当初の目的を達成できていないような気がするんですが、気のせいだし経済最優先なのでよし。
ちなみにSST-FT02という変態ケースですが、自宅サーバー用に銀色も持っています。しかし、Windows Home Server 2011のサポートが切れた現在は、タンスの中で肥やしになっています。
底面の180mmファン×3で吸気しますです。排気は上面の120mmファン×1と電源、あればGPUボードですね。暖かい空気は上昇するっていう煙突効果を狙ったこのレイアウト、すっごく素敵だと思うんですよね。