短期決戦型 超弩級にゃんこの日記

ながぁ~く愛されるブログをめざします!

<農業>はつひめ

今日、「はなよめ」さんの収穫を終えまして、次はオラが村(福島県)の品種「はつひめ」に取りかかることになりました。「はなよめ」も「はつひめ」も定植後4年目~5年目の若木ってこともあって、うちのは世間一般よりも数日~数週間遅いんですよね。

 

いつか撮ってみたかった写真

 

「大きい桃は正義」らしくって、この辺りだと「はなよめ」に代わって「はつひめ」が極早生種に選ばれるようになってきているのですが、なるほど、300g前後で形のよい桃がざらんざらんぶら下がっているところをみると、3~4割が廃棄レベルの変形果になる「はなよめ」を育てようとは思わないのかもしれません。

 

※変形果について
著しい変形果は中の種(核)が大きく割れていて、渋みというか苦味というかえぐ味というか、特有のまずさを持っています。

 

 

えっと、真面目に葉っぱをもぎもぎしていたので着色は良好なのですが、まだまだガリガリ君の未熟果なので収穫までは数日かかりそうです。ただ、落ちた玉を試食するとですね、食感は耐え難きを耐え忍び難きを忍ぶ感じのガリガリ君なのですが、香り甘味ともに申し分なさそうです。

 

<農業>冷えない冷蔵庫

何も冷やさない
何も冷やしてくれない
僕の体が昔より
大人になったからなのか

 

 

たぶんそうではなく、30年もの間働かされ続けたので、もうそろそろ反抗期のお年頃なんだと思います。。ふむ、けしからん。

 

あっ、農業用のプレハブ冷蔵庫のお話です。

 

 

まずはJAさんに見てもらったところコンプレッサーが動いていないことがわかり、その後、紹介してもらった専門家に見てもらったところ、サーキットブレーカーが働いているとのことでした。そこで、復旧ボタンをポチっと押してもらったら動き始めました。めでたしめでたし。

 

なぜサーキットブレーカーが働いたのかは、今後、頻繁に再発するような場合は考えなきゃいけないんでしょうね。

 

 

向かいの田んぼから続々と上陸中

 

日に日に1年生が増えてきております。

 

<農業>2023年 今後の桃の販売見通しについて

2023年の桃の生育状況ですが、平年より10日ほど進んでおり、昨年(2022年)より6日ほど進んでいます。桃の1品種あたりの収穫期間は1週間程度で、極上の玉が収穫できる期間はそれより短くなりますので、すでに狙っている品種および平年の販売時期を把握されている方は、桃活の出遅れにご注意ください。

 

具体的に、桃の王様「あかつき」におけるオラが村(福島県の県北地方)の収穫時期を見てみますと、

平年 ・・・ 7月30日頃から収穫始め、8月4日頃に収穫盛り
昨年 ・・・ 7月25日頃から収穫始め、7月30日頃に収穫盛り
今年(予測) ・・・ 7月19日頃から収穫始め、7月24日頃に収穫盛り

このような状況です。

 

はーとのもよう(はなよめ)

 

さて当方の桃ですが、

はなよめ ・・・ もうすぐ終了

 

はつひめ ・・・ 早い人で出荷開始。当方の園では7月に入ってすぐ収穫できるかな。「はつひめ」は生産地が福島県に限定された品種で、「あかつき」と早生種を交配し、大玉を選別したものになります。桃の大きさは正義なので、小ぶりな「はなよめ」に代わって増えてきています。

 

夏雄美 ・・・ 当方の園では7月10日頃を予想。「あかつき」から変異した「暁星」から変異したのが「夏雄美」です。「暁星」よりも早く大きくなる品種です。

 

暁星 ・・・ 当方の園では7月15日頃を予測。「あかつき」から変異した品種です。「あかつき」よりも早いのですが、平均250g程度の果実は小ぶりすぎて映えないんです。

 

友黄(黄桃) ・・・ 当方の園では7月20日頃を予想。黄色い桃の王様「黄金桃」から変異した品種です。8月中下旬に食べごろを迎える「黄金桃」よりもやや小ぶりで早いです。

 

七夕蟠桃 ・・・ 当方の園では7月20日頃を予想。つぶれた形状をしていて、果実は150g程度にしかなりません。果頂部は10中8・9割れ、ひどいものだと梗窪(こうあ)部まで穴がつながってしまいます。「先を見通せる桃」として販売する予定です。ネタ桃。ちなみに蟠桃を食べると1000年生きることができ、かの孫悟空も食べていたらしいが、真偽のほどは不明です。

 

 

その後、「あかつき」「夏の陽」と続いていきますが、それはまた後日。なお溶けるタイプの桃を好まれる方は、この辺りまでに収穫される桃を狙った方がよいと思います。晩生(おくて)になればなるほど、硬めの桃になっていきます。