NHKによりますと、忠吉さんのCと未知を意味するXで、シーエックスと名付けられた桃ですが、極めて晩成(福島で10月上旬に収穫)のため、売り物にできる玉の割合が低いんですよね。そこで、5本ばかり追加で植えてみました。
当方にある、定植してからまるっと4年経つシーエックスを見る限り、樹勢が大変良好な木なので、畑の大きさと相談しつつ、8メートル間隔で植えています。初収穫は、3年後の2025年になるわけで、夏を3回も乗り越えなきゃいけないわけで、冷静に考えると、ちょっとくらくらします。
さて、シーエックスの生みの親である忠吉さんは、桃の品種改良に力を注いでいる方でして、シーエックスのXは10番目の意味を持つと言う方もいるんですね。つまり、少なく見積もっても、10種の品種改良実績があるってわけです。
で、かくかくしかじか縁あって、そんな忠吉先生から4年生の桃の木をもらい受けることになったわけなんですが、忠吉先生の畑にある桃の木をユンボでずっぼり抜いてもらったところ、根本は割れ主幹にはユンボの爪痕で、なかなか百孔千瘡な感じになってしまいましたので、おらが畑に植えた後で、殺菌剤をぬりぬりして、接ぎ木テープでぐるぐる巻きにしておきました。
来年(令和5年、2023年)の黄桃は、4年目になる友黄(7月下旬)と3年目になる光月(10月上旬)、そしてコイツ(8月中旬)!ですね。
最後にふゆもものお話です。
先のブログにも書きましたが、カタログによりますと、250g程度の大きさになるらしいのですが、定植3年目の幼木ってこともあってか、大きくてもテニスボールサイズにしかなりませんでした。重さで言うと、200g程度です。
晩成の桃らしく、糖度は高く果肉は硬く果汁は少ないのですが、桃の香りは強く感じました。
小さくて、映えとは程遠い見た目なので、販売は難しいですね。