短期決戦型 超弩級にゃんこの日記

ながぁ~く愛されるブログをめざします!

<農業>西王母2023

景品表示法には反しない範囲のノリと勢いで商品タイトルを設定してしまいました。ご興味のある方は覗いてみてください。ご興味のない方も覗いてみてください。

 

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アタゴさんの「桃用」非破壊式糖度計は、MAX21.0度まで表示してくるわけで、21.0度を超えると「HHH」の表示になってしまうわけで。

 

表示限界

何度かピッピッを繰り返していると「HHH(21.0度越え)」ではなく、数値を表示してくれます。

 

この西王母、収穫直後はカリカリとした食感で、それでも十二分に甘く美味しいのですが、5~7日程度経過して溶けるような段階になると、さらに香りと甘味が増すんですよね。

 

秋の風に吹かれると、どうしても桃への触手が滞るのですがとても甘く美味しいので、一度騙されたと思って騙されてください(笑)。

 

<農業>さくら白桃

あとちょっとだけ最高気温が30度を超える日が続きますが、澄んだ朝の空気や乾いた風に吹かれるたびに秋の気配を感じ、ちょっぴりセンチになる今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私は元気です。

 

 

わかりました?作詞、作曲は福山雅治さんです。

 

 

さて福島県果樹経営者研究会の資料によりますと、2023年8月の最高気温は34.8度であり、平年よりも4.6度も高かったとのこと。その影響か、桃の生育というか、特に着色が進まなかったように思うんですね。

 

で、着色を待っていたらですね、時間の経過とともに熟度は増してくるわけで、さらに9月1週目のまとまった雨が追い打ちをかけたようで、軟果(やわか)&落果(らっか)を多く発生させてしまいました。

 

とは言え、2022年のさくら白桃はしし神さまに全部もってかれたので、収穫&出荷できただけ「ヨシ!」ですね。

 

 

さてJAさんに出荷させていただいた結果は以下の通りで、ポイントは2点。めっちゃ甘くて色づきが非常に悪い。

 

・めっちゃ甘い

桃は糖度が13度もあれば、特秀品と称されるような極上品なのですが、平均ですらそれを3度も上回っています。

 

・めっちゃ色づきが悪い

単純に白いだけとかキレイなグラデーションだとかなら、それでもいいと思うのですが、極端に赤いところがあったり白いところがあったり、まだらと言うか斑点と言うかそんな着色になってしまいました。

 

さくら白桃の成績表

 

あと成績表には表れてきませんが、200gにも満たないような果がゴロゴロ出てきちゃって凹んだのはナイショです。

 

 

<農業>40度と15度

40度は8月5日の最高気温で、拙宅から5kmほど離れた、伊達市梁川の気象観測所で計測されたものです。40度の大台は2023年初とのことで、2022年は群馬県桐生市で7月1日に観測された40.4度だそうです。

 

毎日毎日、上からはお天道さまに炙られ、下からは反射シートに炙られるので辛いです。たいやきくんを見習って海に逃げ込んで、さんごに見られながらサメにいじめられつつ、難破船でゆるキャン△するのも時間の問題かもしれません。

 

 

さて15度はまどかさまの糖度です。8月9日に収穫したまどかさまをJAさんに出荷しまして、返ってきた成績表に記載された平均糖度が15度でした。果物によって異なりますが、桃の場合、一般的な桃は11度程度で、十二分に甘い極上品で13度程度、15度は大変珍しいとされているのですが、平均が15度でした。

 

JAさんの光センサーは、甘くなりがちな果頂部だけではなく、赤道部や梗窪部周辺も計測してくれるので、信頼性は高いですよ。

 

雨が降らないことによる追い風的参考記録

 

ちなみに熟度は、輸送に耐え小売店に並ぶまでに品質を維持できるかどうかの目安になっていまして、早生種だと40前後が理想で、中生種だと50前後が理想らしいです。50前後で収穫しヤマトさんで直送すれば、硬めの食感を味わうことができますし、柔らかめがお好きな方は、自宅の風通しの良い場所で、常温で放置してください。

 

 

毎日くっそ暑いし雨もふらないと、こんなに甘くなるんですね。まどかさまのご注文はこちら!

 

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