短期決戦型 超弩級にゃんこの日記

ながぁ~く愛されるブログをめざします!

<その他>のびしろしかないワ!

あけましておめでとうございます!

 

昨年(令和4年)からメルカリを通じて、不特定多数のお客様に桃の小売りを始めたわけですが、どこの馬の骨ともわからない小生の桃をご購入いただきまして、ほんとうにありがとうございました。

 

ファンだとおっしゃっていただいたお客さまもいらっしゃいましたので、そのご期待に応えられるよう、令和5年もQCD(品質、価格、納期)のバランスの取れた商品を提供できればなと、精進を重ねて参りたいと存じます。

 

本年もどうぞご贔屓によろしくお願い申し上げます。

 

と、堅苦しいあいさつはこのへんにしておかないと、太ももの裏のあたりがムズ痒くなってしまうので、このへんにしておきます。

 

 

さて昨年は定植3年目の幼木がメインでしたが、ことしは4年目になりますからね、鼻息は荒いですよ。昨年度比、1.5倍~2倍の収量を目標としていて、つまりは、のびしろしかないってわけです。

 

 

 

「のびしろ」というと、3年前に就農するまでは電車に揺られて自宅とオフィスと往復するだけの”なんちゃって”金融会社に勤めていたのですが、愛情たっぷりに口汚く罵ってくる先輩に、「僕にはのびしろしかないです」って反発していたことを思い出しますね。いや~、懐かしいです。

 

 

あっ、繰り返しになりますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

<農業>シーエックスと黄美の香りとふゆももと

NHKによりますと、忠吉さんのCと未知を意味するXで、シーエックスと名付けられた桃ですが、極めて晩成(福島で10月上旬に収穫)のため、売り物にできる玉の割合が低いんですよね。そこで、5本ばかり追加で植えてみました。

 

当方にある、定植してからまるっと4年経つシーエックスを見る限り、樹勢が大変良好な木なので、畑の大きさと相談しつつ、8メートル間隔で植えています。初収穫は、3年後の2025年になるわけで、夏を3回も乗り越えなきゃいけないわけで、冷静に考えると、ちょっとくらくらします。

 

初収穫の2025年10月まであと34ヶ月

 

さて、シーエックスの生みの親である忠吉さんは、桃の品種改良に力を注いでいる方でして、シーエックスのXは10番目の意味を持つと言う方もいるんですね。つまり、少なく見積もっても、10種の品種改良実績があるってわけです。

 

で、かくかくしかじか縁あって、そんな忠吉先生から4年生の桃の木をもらい受けることになったわけなんですが、忠吉先生の畑にある桃の木をユンボでずっぼり抜いてもらったところ、根本は割れ主幹にはユンボの爪痕で、なかなか百孔千瘡な感じになってしまいましたので、おらが畑に植えた後で、殺菌剤をぬりぬりして、接ぎ木テープでぐるぐる巻きにしておきました。

 

黄美の香り(黄桃)

 

来年(令和5年、2023年)の黄桃は、4年目になる友黄(7月下旬)と3年目になる光月(10月上旬)、そしてコイツ(8月中旬)!ですね。

 

最後にふゆもものお話です。

 

先のブログにも書きましたが、カタログによりますと、250g程度の大きさになるらしいのですが、定植3年目の幼木ってこともあってか、大きくてもテニスボールサイズにしかなりませんでした。重さで言うと、200g程度です。

 

晩成の桃らしく、糖度は高く果肉は硬く果汁は少ないのですが、桃の香りは強く感じました。

 

甘くて香りが高いふゆもも

 

小さくて、映えとは程遠い見た目なので、販売は難しいですね。

 

<農業>ふゆもも

熟期が12月上旬の、「冬桃(ふゆもも)」と呼ばれる品種です。桃の開花は4月上旬なので、成熟日数が8ヶ月もかかる、超大器晩成型の桃ですね。定植3年目の木としてみた場合、樹高は高めなんですが、幹というか枝は、線が細いというかスリムな感じなので、実は数えるほどしかつけていません。その実なんですが、11月も折り返しているのにピンポン玉をちょっと大きくした感じですね。

成木になれば平均250g程度の実を収穫できるようになるってことで、硬式の野球ボールをちょっと大きくしたような大きさぐらいになるらしいのですが、若木ということもあり、あと半月程度でそこまで膨らまないでしょうね。

 

まだまだ元気なふゆもも(11/16撮影)

 

そうそう、桃畑をうろうろしていたら、またありました。半分が台木になってしまっている桃の木が。。(「また」ってのがポイント高めです)

 

フィフティーフィフティー

左半分が台木で、右半分があかつきです。あかつきの葉っぱがモフモフしているときは気がつかなかったのですが、この時期になるとあかつきサイドは散り、台木サイドはモフモフ継続中なので一目瞭然で、おもしろいですね。

幼木を植えて満足して数か月放置しちゃって、どれが接いだ芽(枝)かわからなくなった結果ですね。わっはっは。

 

わりと几帳面なタイプだと自負しているのですが、100%台木ってやつもいたりして。。

純度100%

切っちゃうのもかわいそうだし、困った困った。